洋一郎です。
皆さんSNSを使っていますか?
多少なりともお世話になっているのではないでしょうか。
ここでは、企業が使っているSNSの実情を調べてみました。
SNSを使った企業戦略
私達の生活の一部になったSNS、もう10年が経過しようとしています。
SNSは個人だけでなく、企業も使っています。
企業は、製品の宣伝やキャンペーン、広報活動にSNSを利用しています。
実際にアカウントを取得して運用している企業、広告を出している企業、アカウント運用している企業など態様h様々ですが、タイムラインには無数の企業ロゴが溢れています。
そこで、実際に企業がどれくらいSNSを利用しているか調べてみました。
ダントツの利用率!「Facebook!」
NTTコムリサーチのアンケート調査によると、日本国内の80.4%の企業がfacebookを利用していると答えています。
すごい数字ですね!
facebookは、SNSのトップランナーでSNS業界の代表格的存在です。
世界では、約24億人が使用しています。
世界の人口が77億人と言われていますから、世界の約1/3の人が利用していることになりますね。
日本国内では、約2,700万人のユーザーがいます。
その中でもアクティブユーザーと言われる人達は、30~50代の社会人が中心です。
facebookは、「実名登録制」なので、信用を得るためにはビジネスに向いていると言えます。
40代のアクティブユーザーが約647万人もいますが、10代は約149万人、20代は約463万人と結構開きがあります。
このことから、日本では、今後若者層をさらに取り込んでいけば、日本でもfacebookはさらに発展するでしょう。
世界のfacebook
facebookは、世界で約24億人が使用しています。
また、利用している企業は、約6,500万社以上あると言われています。
また、高精度のターゲティングが期待できる広告に対しても約500万社が参加しています。
ターゲティングとは、属性を絞って顧客を獲得し、セールスすることですね。
これが、500万社!
facebook恐るべしです!
Facebookの特徴
facebook特徴をまとめると次のようになります。
- 30〜50代の社会人ユーザーが多く、ビジネスシーンでも用いられる。
- 精度の高いターゲティングが可能な広告が使える。
- 実名での登録制
facebookの利用者は、他のSNSに比べてビジネスに詳しい人達です。
なので、一般ユーザーに馴染みのない商材を扱う企業は、Facebookを使用するのがおすすめなんですね。
2015年に(株)ガイアックスが行った調査では、Business to Business(BtoB)企業が利用しているSNSは、facebookが一番多く、57.1%の企業が利用しています。
また、facsbookは、実名登録が原則なので攻撃的な発言、誹謗中傷が少なく、炎上するなどのトラブルが比較的少ないです。
このことから、炎上などを警戒している企業にとっても最適なサービスと言われています。
アメリカ大統領も使っているTwitter
Twitterは、世界で約3億3,000万人が使用しています。
日本国内でTwitterを利用している企業は、約56.2%と言われています。
Twitterは、140文字以内という少ない文字数で気軽に投稿できるので、若者に人気があります。
また、他のSNSと比べると、リアルタイム性が高く、いろいろな投稿が瞬時に飛び交います。
リアルタイム性が高いので、瞬時に情報が拡散されてしまいます。
この特徴があるので、社会に大きなインパクトを与えることが度々あります。
アメリカのトランプ大統領をはじめ、著名人も情報を発信していることで有名ですね。
日本国内のアクティブユーザー数は、約4,500万人と言われていて、その年代層は10代~20代が多くを占めています。
ただ、他の年齢層のユーザーも多く、多くの年代で使われています。
ユーザーと企業の情報交換の敷居が低く、積極的にコミュニケーションを取りやすいため、企業はブランドイメージ向上やニーズ調査などに活用しています。
また、企業はTwitterを用いたキャンペーンを頻繁に開催しています。
Twitterには独自の機能であるフォロー&リツイート、自動リプライ方式を使い、企業は集客を行っています。
これらのキャンペーンやフォロワー獲得などは、企業がサポートしているのでユーザーも安心してアクセスできます。
Twitterの特徴
特徴をまとめると次のようになります。
- 全年齢層全般にアプローチできる。
- 短時間に多くの投稿が発信されるので、拡散力が大きくなる。
- 企業のプロモーション活動が活発になる。
これらを良く見ると、企業のプレスリリースや期間限定のイベント、季節の商品案内などすぐに伝えたいことを発信する場合に最適なサービスと言えますね。
「インスタ映え」という言葉を作ったInstagram!
今では標準語となった「インスタ映え」というキーワードを生み出したのがInstagramです。
世界には、約10億人が使用しています。
日本国内では、約3,300万人がアクティブユーザーと言われています。
2010年からスタートしたInstagramは、トレンドSNSとなりました。
特に若い女性が綺麗な写真を投稿して、それを競う様になったことから「インスタ映え」という言葉が生まれたと言われています。
Instgramは、世界でも日本国内でも右肩上がりで成長が続いていて、今、最も成長しているSNSではないでしょうか。
Instagramには、「フィード広告」と呼ばれている一般ユーザーの投稿と変わらないビジュアルの広告を出すことができます。
さらに最大15秒間の動画を出せる「ストーリー広告」、最大10枚の画像による詳細な情報を提供できる「カルーセル広告」など企業がすぐ使える広告を出すことができます。
また、株式会社ハーマンドットの調査によると、ユーザーの約8割が企業のビジネスアカウントをフォローしていることがわかりました。
また57%のユーザーが「Instagramの広告で見たブランドに対して好意を抱く」と回答していて、イメージアップにはうってつけのサービスではないでしょうか。
Instagramは、企業のアカウントとの相性がひじょうに良く、世界で約2,500万社、日本国内でも約10,000社がアカウントを開設しています。
その中の約半数は、webサイトのリンクをプロフィール画面に張っていません。
このことは、オンラインからのアプローチをInstagram内で完結させて訴求している企業が多いと言うことですね。
Instagramの特徴
Instagramの特徴をまとめると次のようになります。
- 画像をメインにして視覚で訴求する。
- 広告味を出さないレイアウト枠で出稿可能
- ビジネスアカウントに好意的
この特徴から言えることは、Instagramは、おしゃれで綺麗な商材やサービスとの相性が良いプラットフォームと言えます。
一例として化粧品やファッションを扱うブランドなどは、Instagramを積極的に活用しています。
また、旅行会社も画像がメインのInstagramを使って、綺麗な景色の写真などを使ってアピールしています。
一方で、若者には興味の湧かないインフラや無形商材を扱う金融などは、Instagramとの相性が良いとは言えません。
しかし、九州電力が作成した投稿のように、ユーザーに刺激を与えるコンテンツを提供できれば効果は大きいです。
アジア圏で人気のLINE
LINEは、日本国内で圧倒的な人気を誇っています。
また、LINEはアジア圏を中心に発展していて、メッセージインフラとして必要不可欠な存在になっています。
現在、日本国内には約8,600万人のアクティブユーザーがいて、年代層もかなり広いです。
LINEを利用している企業は、約31.1%と言われています。
国民的SNSになったLINEは、もちろんビジネスアカウントとしても使用されています。
無料で利用できるプランを準備していて、こちらでは月1,000通まで無料で送信することができます。
LINEは、他のSNSと違いクローズドな環境で使用できるため、クーポンの配布や個別のお問い合わせなどにも活用することができます。
このサービスは、2019年1月に300万アカウントを突破しています。
これらのサービスは、運営会社のLINE株式会社が「LINE@」という法人向けアカウントを提供していましたが、2020年に「LINE公式アカウント」のサービスと統合されました。
統合により利用料金が大幅に下がったわけではありません・・・。
フリープランは据え置き、メッセージは配信数による従量課金制となりました。
また、利用が急速に広まっている「LINE Pay」との連携も行なっていて、今後、活用の幅がさらに広がると予測されますね。
LINEの特徴
LINEの特徴をまとめると次のようになります。
- 利用方法によって1対1、1対多数な選択できる。
- ポイントカードやクーポンなどを配布するサービスがある。
- 個人の問い合わせに対応できる。
- 登録者数、ブロック数などの統計情報が得られる。
LINEの特徴から言えることは、企業だけではなく、企業や店舗が消費者と直接かかわりを持つ、いわゆる親和性が高いSNSサービスと言えますね。
また、LINEは日本国内では他のSNSと比較すると「狭く深く」アプローチできるので、各地方で営業している中小企業、飲食店、アパレル店、美容院といった地域の店舗に対するサービスが得意です。
Telegram(テレグラム)
Telegram(テレグラム)は、他のSNSとはちょと違うインスタントメッセージシステムです。
世界で2億人が使用していると言われています。
ウキペデアからの情報を抜粋しました。
Telegram(テレグラム)は、ロシア人技術者が2013年に開発し、現在はTelegram Messenger LLPが運営しているインスタントメッセージシステムである。スマートフォンのモバイルアプリケーションとして無料で利用できる。メッセージは暗号化されることでプライバシーを担保し、一定の時間が経つと消える機能もあるため秘匿性が高い。全てのファイルフォーマットを送受信できる。また、APIが公開されているため、ユーザーが非公式クライアントを作成することが可能である。クライアント側はオープンソースで、サーバ側はプロプライエタリ・ソフトウェアである。
参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/Telegram
実は、私も投資関連でこのTelegramからメッセージを受信しています。
基本は英語仕様なので、日本語化ソフトを使わないと全て英語の表示です。
Telegramは、他のSNSに比較すると起動が速いなと感じています。
使い方は、他のSNSと同じですが、最大の特長は、セキュリティの担保ではないでしょうか。
メッセージが全て暗号化されているし、一定時間でメッセージが消える機能も搭載されています。
金融関係でも使われているようです。
今後は、一般ユーザーも増えることと思います。
まとめ
企業のSNS利用率と企業との相性を調べてみました。
アカウントの開設が簡単なことが数多くの企業がSNSを利用していることがわかりました。
また、全てのSNSサービスがユーザーと直接情報交換できるので、気軽に発信できるといった特徴は共通なので、どのSNSサービスを利用しても変わらないと思われがちです。
しかし、細かい特徴をよく見てみると、効率的な活用ができるサービスということがわかると思います。
アフィリエイターも、複数のサービスを駆使してターゲット別に異なるアプローチをすることが、効率的なアクセスアップに繋がりますね。
初心者は、とっつきやすいSNSサービスに絞って始めることが大事ですね。
洋一郎でした。
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